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更年期とコレステロールの関係 秋田美人の場合

お盆明け、すっかり涼しくなって過ごしやすくなりました。
ただ、夏が終わりに近づくとちょっと寂しい気がします。
また、秋田商の熱闘が終わって寂しいですね。
快進撃、ホント感動しました。

 更年期ぽくなってから
コレステロールが高くなった

40代のもしかすると前半と思われるお客様より
「更年期ぽくなってから、コレステロールが高くて、食事や運動もしているのに、全然下がらなくてくやしい」
こんなご相談がありました。

 聞けば、なんと飯田(50代)と同じくらいの年齢。

 >食事や運動

 いろいろと養生されているせいか、とてもお若くみえます。

コレステロールや中性脂肪など血中の脂肪については、男女問わず、ある一定の年齢を超えると、基礎代謝が低下し脂肪を燃焼しにくくなり溜まりやすくなるのは身をもって実感しておりますが、女性の場合、さらにエストロゲン(女性ホルモン)の分泌低下によるコレステロールの上昇が最近はよく話題になっております。

 エストロゲンとは、卵胞の発育に比例して増えるホルモンで、女性らしさ、女性の健康を維持する象徴的なホルモンです。そして、エストロゲン分泌は年齢と深い相関関係があります。
ですから、ご相談のお客様のLDL(悪玉)の上昇は、「更年期を過ぎたあたりから」の諸症状の総称『更年期』に含まれるかもしれません。

 更年期を軽やかに通り過ぎる 漢方養生(飯田ブログより)

>更年期障害とは、加齢による女性ホルモンの減少などが原因で引き起こされる不快な症状です。
>強いノボセ、発汗に苦しめられたり
>夜中の2、3時まで眠れなくなったり、夜中に何度も起きたり
>いままで気にもならなかった事でイライラしたり
>食べ過ぎている訳じゃないのに体重が増えたり
>コレステロールが上がって、血圧も上がってフラフラしたりと
>心とからだが不安定なことは、女性にとって本当に悩ましい問題です。

過食、運動不足など生活習慣の改善が必要であれば、それらを改善する事が先決かもしれませんが、すでにやるべきことはきちんとおやりになっておられる方。
どちらかというと、「どうやったらそんなに若く?」聞きたいくらい・・・・

 ただ、脂質異常をそのままにすると、動脈硬化の進行、血圧の上昇、さらには脳梗塞、心筋梗塞などのリスクもあり看過できません。
こんな時こそ漢方が宜しいかと思います。

 血液の流れが悪くなることを、漢方では「お血」と呼びますが、血中の脂肪を減らす、お血改善の代表的処方、冠元顆粒(かんげんかりゅう)。
血を補い、血流を改善、エストロゲンの分泌を良くする婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)。
また、ストレスを感じるとの事ですが、「気滞」(気の巡りがよくない状態)が続くと、血流の低下を招きますので、気の流れを改善する(ストレス改善)の漢方処方、逍遥丸もほんの少し(常用量の1/4程度)。
など服用をお願いいたしました。

04-16-4019

 コレステロールを下げる事が目的でではありますが、
疲労感の軽減、
お肌ツヤツヤ、透明感アップ
髪ツヤツヤなどまずは美容効果を実感される事でしょう。

ご相談ありがとうございました。
秋田の漢方相談が少しでもお役に立てれば幸いです。

女性のからだ漢方相談 飯田

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