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ニキビの特徴 漢方対応 症状変化編

秋晴れの今日の秋田、やや暑くすら感じられました。
「朝は雨だったけど今日は気持ちがイイね~」
お客様、皆さん爽やかな秋が嬉しそうです。
ただ、私も含め雪国の方はお盆が過ぎてちょっと涼しくなると
「んだけど、いますんぐ、雪降ってくるのよね」とおっしゃるお客様もおいでになります。
私も「んだがらね~」。
ほぼ毎年繰り返される、秋の始まりの秋田の会話、厳しい冬だけに、早めにイメージしてしまうかも?まだ3ヵ月は降りませんけど(笑)。

ニキビ 写真

昨日の夜は、『皮膚病の専門講座』のIP講座でした。
『皮膚病の専門講座』は、ご相談が多くなったアトピーやニキビ、掌蹠膿疱症などお肌の悩みへの相談のため、数年来受講している皮膚病に特化した中医学(漢方医学)の講座。

毎月1回、夜8時~10時までと辛い時(眠くなる)も有りますががんばって受講しております。
遅いですが、IP(テレビ電話?)なのでお店で受講出来る事が有りがたいです。
また、専門医の生のお話が集中して聞けるのも大変魅力的です。

昨日のテーマは『ニキビの臨床特徴と診断ポイント』。
何度も聞いた講義ですし、ニキビは本当に身近なお悩みだと思いますが、ニキビは奥が深いです。

ニキビは毛包(毛穴)の慢性炎症

(ニキビ概念)

脂腺性毛包が侵される
慢性炎症性疾患である。

(好発部位)

顔面、胸部、背部

(発症年齢)

思春期多発
二十歳以降は成人性ニキビ(大人ニキビ)

(症状特徴)

散在、毛包に一致する紅色丘疹、膿疱、結節、嚢腫。
丘疹を圧迫すると黄白色の角脂質類のものが出る。

書くまでも無く、一度は悩まされたお肌のトラブルでしょう。

ニキビの状態変化

ニキビは、多様な原因から、思春期は男性ホルモン(アンドロゲン、女の子もあります)などから

オイリースキン
 ↓
ニキビの元『コメド』の発生

白いニキビ・毛穴黒ずみ
 ↓
毛包内の細菌(アクネ梓菌)の感染により

赤ニキピ
 ↓
黄色ニキビ
 ↓
紫ゴリゴリニキビ

症状が変わって(ある意味重症化)していきます。

病院での治療でも、状態、体質などによって治療法が変わると思いますが、
『ニキビの漢方治療』も症状、体質、生活習慣などによって変わってきます。

漢方のニキビ治療の3本柱

①外用・スキンケアー

②内服(清熱解毒)

③生活養生

になり、
本場中国の大学病院の処方箋 ↓ の写真を見ると

 皮膚病 初歩



内服、外用のみならず、『洗剤』患部を洗うお薬の煎じの処方まで指示してます。

処方については、後日ご紹介させて頂きたいと思いますが、
お悩みのお客さまはお気軽にご相談ください。

秋田の漢方相談が少しでもお役に立てれば幸いです。
女性のからだ漢方相談 飯田

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