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寒いところに行くと鼻水が・・・ 漢方合わせ技

秋田の漢方相談
山王けやき薬品・飯田です。

あっという間に睦月も終わり、今日から如月。
今週は節分、立春を迎え、後は春を待つだけと思いたいですが、とても強く冷たい風が吹く今日の秋田。
天気予報によると、明日も暴風雪、強い冷え込みが予想されており、北国の春にはまだ遠い様子。

風邪やインフルエンザなどが猛威をふるっております。

くれぐれもお体にお気をつけてお過ごしください。

2月もどうぞよろしくお願いいたします。

hana


風邪が流行するこの時期は、

やっぱりおたくの葛根湯が一番効くわ~

先日も上記ブログでご紹介した、
当店自慢の葛根湯などお出しする機会が多いです。
ただ、お風邪もタイプはいろいろお客様の症状に応じてお出しするモノお出ししております。

昨日いらしたお客様は、

〇 やや寒気がしてだるい、
〇 そしてなによりも、鼻水が止まらない
〇 寒いところに行くと、鼻水がさらにどばっと出る

など、お辛そうに鼻をすすっておられましたから、

一番初めに選択する漢方としては、

アレルギー鼻炎などの代表的な漢方薬・小青龍湯(しょうせいりゅうとう)が頭に思い浮かびましたが、小青龍湯だけで劇的に良かったと言われる事がないので、小青龍湯にあわせて麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)をお出ししましたところ、
一日で
寒気、だるさも改善
鼻も止まって
頭もスッキリ

との事。

お加減が宜しくなり、本当に良かったです。


麻黄附子細辛湯とは?

漢方の古典「傷寒論(しょうかんろん)」に記載されている漢方薬で

・麻黄(まおう) 発汗・発散
・附子(ぶし) 体を温める・痛みの緩和
・細辛(さいしん)体を温める・解熱

などの生薬で、風邪・アレルギー性鼻炎・気管支炎・神経痛などへ効果的な漢方薬。
症状によって小青龍湯など他の漢方薬と合わせる事で漢方の切れ味がグンと良くなります。

秋田の漢方相談がお役に立てれば幸いです。

お気軽にご相談ください。


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