爽やかな夏の秋田が大好きです。
ただ、今年は梅雨明け後もジメジメ、ムシムシの暑さが長く続きましたせいか、
「だるい」
 「食欲がない」
 「むくみがとれない」
 
 など夏バテ様のご相談が多いです。
夏バテの方は
 白いネバネバの舌苔の方が多い
  
 

 ご相談の際、漢方では、「舌はからだの鏡」と呼び、舌から体質や体調を判断する参考としますので、「舌」を拝見しますが、だるくて食欲が無いとおっしゃる方の舌苔は、
ネバネバで、厚い白い舌苔(したごけ)
が多く見うけられます。
正常な舌の状態は、色は薄いピンク、薄く白い舌苔に覆われて適度に潤っている状態に対して、上記の様な舌の状態は、
 余分な水分や熱が溜まった状態 → 痰湿(たんしつ)だと判断されます。
だるい、むくむ、食欲の低下などは正にこの「痰湿(たんしつ)」の症状の典型、
 蒸し暑い気候や水分の過剰摂取が影響しているのでしょう。
漢方薬では
 余分な熱と水分を代謝させる清熱利湿(せいねつりしつ)作用があるモノを体質、症状に合わせてご提案いたします。
 
 おすすめの食材としては、
スイカ、きゅうり、トマトなど季節の食材がおすすめです。
特におすすめなのが、スイカ。
 体をさまし、ノドの渇きを潤す食材と知られ
 「天然の清熱剤(熱をさます方剤)」とも言われています。
 食べると、ノドの渇きも暑さもスッキリというのは皆さんもご存じのとおりです。
秋田の漢方相談がお役に立てれば幸いです。
お気軽にご相談ください。
山王けやき薬品・飯田誠