「最近、生理が不順になった」「経血量が減った」「病院でホルモンのアンバランスを指摘された」――
そんな変化を感じたら、それは卵巣からのSOSかもしれません。
卵巣は“毛細血管の塊”とも言える臓器。血流改善ができなければ、質の良い卵子を育てることは難しくなります。
そんな時、お悩み解決に役立つのが、「丹参」「当帰」と言った生薬。
漢方的視点から、卵巣ケア、卵の老化対策について解説いたします。
卵巣は「毛細血管の塊」。流れ+“量”が重要です
卵巣は、太い血管から枝分かれした毛細血管が密集する特別な臓器です。
卵胞(卵子の入っている袋)は、この毛細血管の血流から酸素や栄養を受け取り発育します。
そのため、卵巣ケアでは
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「血をスムーズに流す(活血)」
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「血を十分に増やす(養血)」
この両方が欠かせません。
どんなに血流が良くても、血そのものが不足していては必要な栄養が届きません。
中医学(漢方医学)では、この流れと量のバランスを整えることが、卵巣機能の維持と卵の老化を遅らせるために非常に重要と考えます。
重要生薬:丹参の働きについて
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血流促進作用:卵巣の毛細血管に酸素や栄養を届け、機能を健やかに保ちます
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強力な抗酸化作用:卵子の質を下げる原因のひとつである活性酸素を抑え、卵の老化を予防します
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卵質サポート:酸化ストレスから卵を守り、妊娠しやすい卵巣環境を整えます
重要生薬:当帰の働きについて
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養血作用:「女性の宝」と呼ばれる当帰で血を増やし、全身を滋養します
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血流量アップ:卵巣や子宮への血流量を高め、十分な栄養供給を可能にします
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相乗効果:流れ(活血)と量(養血)を同時に補えるため、卵の老化対策に最適です
妊活におすすめの漢方薬
妊活の血流改善と卵巣ケアにおすすめしている代表的漢方薬としては
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冠元顆粒(丹参を主成分とした漢方薬)
血流促進や抗酸化作用で卵巣の機能を支えます。 -
婦宝当帰膠(当帰を主成分とした漢方薬)
「女性の宝」と呼ばれる当帰の力で血を補い、血流量を高めます。
この2つを組み合わせることは、流れ(活血)と量(養血)をバランス良く整え、卵の老化対策にもつながるサポートが期待できます。
漢方は体質や状態によって適切な選び方が異なりますので、詳しいご相談はお気軽にお問合せください。
また、上記処方(冠元顆粒、婦宝当帰膠)はメジャーな漢方薬であるがゆえに類似の処方が出ておりますが、やっぱりオリジナルが良いとはっきり言えます。いろいろ使ってみての強い実感です。
まとめ
年齢による卵巣機能のゆらぎとともに、避けて通れない「卵の老化」。
しかし、血流改善と卵巣ケアを意識することで、そのスピードを緩やかにし、妊娠の可能性を高めるサポートが期待できます。
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中医学で「生殖を主る」とされる五臓の「腎」を強くする「補腎薬」の併用もおすすめ。さらに力強くサポートします。
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