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PMSと寒さの関係を漢方的に考える

秋田の漢方相談 山王けやき薬品・飯田です。
毎年の事ながら、北国の急激な秋の深まりに驚きます。私も とうとう昨日の夜にはエアコンを暖房にしましたし、
「今年の雪はどうかしら?」
もう冬の心配をされるお客様のお声がチラホラ聞かれます。
そんな時期になりましたね。

お風邪の相談も増えております。
くれぐれもお体にお気をつけください。

頭痛

生理前にイライラしたり、憂うつな気分になったり、むくみ、肌荒れ、胸のハリなど不快な心や体の不調症状が出たら、PMS(生理前症候群)かもしれません。 とても良くお受けする体のお悩みですが、

寒くなったこの頃、相談が多くなってきたように感じます。

私見ですが、
PMSと気温低下の関係を漢方的に考えてみました。

PMS(生理前症候群)の原因を現代医学では、
生理前のエストロゲン・プロゲステロンなど女性ホルモンの急激な変化(減少)による

セレトニン
ドーパミン
ノルアドレナリン

など感情や精神に影響するホルモンの不足やアンバランスとみなすととらえる説が有り、
漢方では、『気(き)』『血(けつ)』がうまく流れない事が原因と考えます。

『気』は、新陳代謝、体を守り動かすエネルギー

『血』は、血液そのモノの栄養やホルモン、血流を含めた概念ですので、

現代医学的思考の一説と漢方的思考は一致していると思います。

気温の低下による、

血流低下 → 「血」の流れの低下

季節の変わり目・寒さ → 「気」流れの低下

などが、
PMSのきっかけになっているのでしょう。

 漢方的対応としては、
気や血を増やし、流れをスムーズにする漢方薬がおすすめです。
代表的な処方としては、

婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)
逍遥丸(しょうようがん)
心脾顆粒(しんぴかりゅう)
などで


「とても楽になった」
「効き目が早かった」

などお喜びのお声も頂戴しております。
 
無料のお味見もできますので、お気軽にご相談ください。

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