中医学の食養生
「現代の食事の問題点と中医学的食養生」 編
古の医学書に記された、漢方的食事に関する記述には、
「飲食不節、以生百病」(飲食を不摂生すれば、百病を生ずる)
「食治則身治」(飲食が適正であれば、すなわち身体は健康)
などがあり、健康の根幹に食事があると漢方では考えます。
食事そのものが治療である、すなわち、『食養生(しょくようじょう)』という考え方です。
現代人の食生活の問題点と食養生について、
『食養生』の第一人者、中医師の劉先生の講義録より ↓
現代人の食事の問題点
「食事の欧米化、肉、砂糖、油などの過剰摂取」
「牛乳など乳製品や卵などの過剰摂取」
「食品添加物など添加物の摂取過多」
「野菜の摂取不足」
↓ ↓
現代病の増加の大きな原因
(中医学的食養生のすすめ)
和食中心で腹八分
植物性のものを主とする
加工食品など、食品添加物の多い食べ物を避ける
旬の野菜や海草などを積極的に摂取
↓
現代病の減少につながる、治療→『食養生』
過食、脂質や糖質、食品添加物の過剰摂取、逆に野菜などの摂取不足が、現代病の病因の大きなものと述べておられました。
耳が痛い話ですが、
「腹八分目は医者いらず」。
「腹八分」は食養生の基本です。
そんな、胃腸の疲れが強い方におすすめ、簡単漢方お茶療法が、
「五行仙茶(ごぎょうせんちゃ)」の服用。
五行仙茶とは
五行茶と晶三仙を同じ割合で溶かしたお茶。
(店頭で試飲もできます)
「五行草茶」は主に清熱利湿、解毒作用を通じて腸内細菌のバランスを整えて整腸効果があり、下痢や残便感、便秘などの改善、腸をきれいにするお茶で、「晶三仙」は肉や脂肪、糖質などの消化分解を助け、胃の負担を軽くさせます。
五行仙茶の応用範囲としては、
- 食欲不振や便秘
- アトピ一、ニキピなどの皮膚病
- 肥満、糖尿病、高脂血症、高血圧などの生活習慣病
- 夏ばて、むくみ、疲労倦怠感、食中毒の予防と治療
など多岐に及びます。
また、年齢、性別を問わずに量を加減すれば誰でも飲めることもとても素晴らしい点だと思います。赤ちゃんの肌荒れに対し、ママが五行仙茶を飲んで、授乳で治す場合もあります。
脾胃が強くなれば内臓が強くなる。
内臓が強くなれば体全体が強くなる。
書きながら、飲みたくなってきました。
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詳しくは、お気軽にご相談、ご試飲ください。
秋田の漢方相談が少しでもお役にたてれば幸いです。