先日のニュースで不眠が特集され、最近では6人に一人が眠りに不安を感じているとの事。特に働く世代の不眠は「現代型不眠」とも呼ばれているそうです。
眠れない・・・・
本当にお辛いですよね。
不眠に大きく関係しているものとして「精神的・身体的ストレスによる脳の興奮」が挙げられ、その原因として『VDF症候群』と言う長時間のパソコン、スマートフォンの長時間使用が原因とも指摘されているそうです。
栄養学的観点では、
体内時計に深くかかわる『メラトニン』や心身の疲労にかかわる『セレトニン』の材料となる必須アミノ酸のトリプトファンの摂取が重要で、摂取源として、魚(ブリ・マグロ)や肉、大豆などが有効だそうです。
漢方的には、
不眠を大きく4つに分けて考えております。
① 心腎不交
(舌) 下の先が赤い
夢をよく見る、口が渇く
天王補心丹(てんのうほしんたん)など
② 心肝両虚
(舌) 下のまわりが赤い
眠いのに寝れない
イライラする
酸棗仁湯(さんそうにんとう)
③ 胆胃不和
(舌)厚い舌苔
不安感・多夢
口の粘つき
温胆湯(うんたんとう)
④ 心脾両虚
(舌)舌の周りに歯のアト
暗淡色の舌
心脾顆粒(しんぴかりゅう)
上記のくくりは、やや大雑把ですが、
お客様体質、生活、お仕事、食事の状態など伺ってから漢方薬をご提案させて頂きます。
詳しくは、お気軽にご相談ください。
秋田の漢方相談が少しでもお役にたてれば幸いです。