秋田の漢方相談
山王けやき薬品・飯田です。
急に寒くなったせいか、今日は風邪のご相談を頂きました。
さきほどお嬢ちゃんといらした奥さまは、
「昨日から、寒気がして、もうだるくて・・・・風邪かしら?」
「きっと風邪ですね」と
お客様にいつもご愛用頂いております
『当店の葛根湯』
お出ししました。
どうぞお大事にされてください。
おたくの葛根湯が一番きくわ!
背中がぞくぞくして寒気がする様な風邪
こんな時に使う大変有名な漢方薬が「葛根湯」です。
1800年も前に書かれた医学書「傷寒論(しょうかんろん)」で初めて紹介された漢方薬。
ゾクゾクとして「あ、風邪?」と思った時はもちろん、
肩こり
ものもらい(麦粒腫) でも
お湯割りでサッと服用しては
「やっぱり効く~」と自分で服用して実感しております。
葛根湯も含め同じ名前の漢方薬がありますが、
味も香りも、さらには明確に効き目も製品によって違います。
私自身、様々な葛根湯を服用した事がありますが、
別格に効き目が良いと思うのが
『うちの葛根湯』
味・香り・効き目ともに、他の葛根湯とは別物です。
私もこれしか使いませんし、
お客様も「おたくの葛根湯が一番きくわ」といってくださいます。
風邪の時、寒気がするのは何故?
風邪をひくと中枢神経が発熱の指令をだします。
体温が上昇していた方がウィルスを退治するのが有利だからだそうです。
また、体温の設定はウィルスが強力なほど高めになります。
中枢神経からの体温上昇の指令が出て、
実際体温が上がるまでのの過程ででるのが、
寒気によるブルブル
筋肉をブルブル震わせることで熱を産生するためです。
設定の温度まで上昇する過程では、体の機能低下を余儀なくされ
だるい・しんどい
風邪の症状に悩む事になります。
葛根湯はなぜ効くのか?
こんな症状を早めに解消するのが葛根湯で
7つの生薬のブレンドが
芍薬 ( しゃくやく )
生姜 ( しょうきょう ) ショウガ
桂枝 ( けいし ) シナモン
葛根 ( かっこん )
麻黄 ( まおう )
甘草 ( かんぞう )
大棗 ( たいそう ) ナツメ
「速やかな体温上昇」
「軽く発汗することで発熱期の短縮」
など
ぞくぞくと寒気がする、汗のでない風邪の治療には
1800年を経た今でも最も効果的なお薬だと確信しております。
葛根湯は日本中どこのお薬屋さんでも置いていますが、
当店おすすめの葛根湯が特におすすめです。
秋田の漢方相談がお役に立てれば幸いです。
お気軽にご相談ください。