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瘀血(おけつ)がこわい

秋田の漢方相談 山王けやき薬品・飯田です。

暑いくらいだった今日の秋田、しばらく五月晴れが続くようです。
北国の爽やかな季節を楽しみましょう。

万病のもとと言われる「瘀血(おけつ)」

漢方で瘀血(おけつ)とは、血液がドロドロになるなどで、血液の流れが遅く、血管も狭くなり、血液の循環が悪くなった状態を言います。

瘀血状態になると、頭痛、めまい、耳鳴り、のぼせ、目のかすみ、肩こり、動悸・息切れ、腰痛、膝の痛み、冷え、生理痛、高血圧などを引き起こし、さらに症状が進むと生活習慣病、そして、心臓の疾患、脳の疾患、ガンなどの原因にもなると言われております。

瘀血(おけつ)は、食事、睡眠不足、運動不足、ストレス、血管の老化、冷えなどによって引き起こされますが、お客様の症状をお伺いしていても、
「瘀血(おけつ)方が本当に多い」と実感させられます。

瘀血はいろいろなタイプに分類され、

「元気不足」
「血液不足」
「冷え」
「ため込み」
「イライラ」

などのタイプがありますが、タイプごとに対応が異なり、
 
  「血液不足」タイプなら、質の良い眠りと血を増やす食養生(例えば、鉄分の多いレバー、鶏肉、小松菜、黒豆、黒ゴマなど)に配慮すべきです。

「ため込み」タイプなら、運動の習慣や腹八分目の食習慣で体重をコントロール、食養生では、体の余分な水分を取り除く、大根やキュウリ、梨などを積極的に摂取しましょう。

最近の研究では、瘀血の改善により血管力を高める事は、
認知症、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞の予防効果が有るとされています。
さらに瘀血の改善による活性酸素の除去は、アンチエイジング効果も期待できます。
 

実は私も、高血圧、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞など気をつけなくてはいけない年代になりましたので、
瘀血(おけつ)が怖いですから、
瘀血(おけつ)の改善の代表的漢方処方である「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」を欠かさず服用しております。
そして、やっぱり飲んでいると体調が明らかに違います。
 
「え、私もお血が心配」とお思いの方は、あなた様の瘀血タイプに合ったご提案を致します。
まずはお味見だけでも結構です、お気軽にご相談ください。
 
秋田の漢方相談がお役に立てれば幸いです。

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