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寒くなる季節の高血圧と更年期

季節外れの台風が列島を横断、冷たくて強い風が吹く今日の秋田。

寒くなりましたね~

くれぐれもお気をつけください。


 
寒い日が続くと、血管を収縮させて、血流が悪くなり、その結果、血圧が上昇することがしられておりますが、漢方では、寒さそのものを、『寒邪(かんじゃ)』と言って、体に悪影響を及ぼす因子と考えます。
 
『寒邪(かんじゃ)』による血圧上昇に対する漢方的対応としては、
体を温めて寒さから身を守り、血管が収縮しないよう血流を良くすることを重視、
 
紅花(こうか)、川芎(せんきゅう)、丹参(たんじん)などの生薬に効果があるとされますから、これらを配合した漢方薬がおすすめです。

さらに女性の場合は、

年齢によるエストロゲンの分泌低下(いわゆる更年期)による、血中コレステロールの上昇が血圧上昇を引き起こす場合も。

更年期だとなんでコレステロールが上がるの?

コレステロールなど血中の脂肪増加、高血圧は動脈硬化につながり、狭心症、心筋梗塞などのリスクが高まりますから、どうぞお気をつけください。

漢方的養生としては、

〇 お血改善の漢方薬・・・・血の流れを整えて、血管の弾力を保つ

〇 養血調経(ようけつちょうけい)・・・・血を増やして、ホルモンバランスを整え

〇 化痰(かたん)・・・・ 体の過剰な水分、脂肪を取り除く

などの漢方薬服用がおすすめです。

ご心配な方は、どうぞお気軽にご相談ください。(無料のお味見もOK)

秋田の漢方相談がお役に立てれば幸いです。

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