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舌診(ぜつしん)トレーニングで盛岡にでかけます。

しとしとと雨の降り続く秋田の冬の始まり。
クリスマスツリーも出しましたが、

昨年の秋田市の初雪が昨年の今日、11月14日だったそうですから、
今年は随分暖かい冬の始まりです。


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そして、天気予報によると明日の最高気温は18℃で、冬全体も暖冬傾向を予想しているとの事。

「もしかしたら穏やかな冬?」

はじまる前から、油断しまくりですが、
まずは、タイヤ交換からがんばります。


漢方医学では、

「舌は体の鏡」と言われ、

舌の状態は、体調や身体の変化、今の体質や病気の予兆まで読み取れると考えられ、

舌の色や舌の形、厚さ
舌苔の状態や色などを見る

「舌診(ぜつしん)」は、

漢方薬を出す際の大変に重要な判断基準です。

明日は、

舌診の本も多数書かれている中医師の高橋楊子先生の講義で盛岡に伺います。

何年間も継続している学びですが、その都度気づきがあり、自分にとって欠かせないトレーニングです。

秋田の漢方相談が少しでもお役に立てるように精進致します。

山王けやき薬品

飯田

 

 

 

大人の運動会

本当に気持ちの良い秋晴れの今日の秋田。

「この調子だと今年の冬は楽かしら」とお客様から聞かれましたが、

今日のお天気が良いだけで判断は難しいかもしれません(笑)

やっぱり、冬が気になる
みちのく秋田県人です。

先週月曜日以来のブログ更新、
気がつけばもうだいぶ月を越えておりますが、
今月もどうか宜しくお願いいたします。

 

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先週の日曜日(11月1日)

秋田リレーマラソン」に出場いたしました。

チームでタスキをつなぎフルマラソンの距離(42.195km)を走る、まさに「大人の運動会」。
今回で2回目の出場になります。

1週1kmのコースをリレーしますので、ランニングというよりもスピードレース。

気楽な気持ちで出場しておりますが、
うかうかしていると本当に抜かれまくりますし、
実際にも抜かれまくりましたので、
気合を入れて走りました。

さらに、次にタスキを渡す人が見えると

「ラストスパート」・・・・

タイムはいまいちでしたが、

楽しかったです。

asi kega


ただ、帰宅してから自宅の階段でこけました・・・・

お気軽にご相談ください。

秋田の漢方相談

山王けやき薬品・飯田

秋田で子宝神社と言えば、「唐松さん」!お参りに行きました

今日はイイお天気でしたが、
降ったりやんだりの特に寒かった秋の日の昨日、
秋田のパワースポット
唐松神社に行ってまいりました。

当店も多くの『子宝相談』をお受けする中、
「子宝祈願に『唐松さん』に行った」とのお話はよくお聞きします。
子宝に霊験あらたかな事でしられる神社です。

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参道の入り口は、住宅地の中にあり、思わず通りすごてしまいましたが
一歩足を踏み入れると、参道わきには杉の巨木が生い茂っております。

案内版によると、樹齢300年を超えるそうで、
脇にアスファルトの道路も見えますが、
この参道自体は江戸時代のまま残されているモノです。

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 (参道入り口を内側から撮影 ↑ )
(見逃して戻って来た車がもう一台いました)

神社には悪天候にも関わらず、
七五三らしき家族連れの参拝者がひっきりなしに訪れます。

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お客様ににも聞いた事もありましたが、

堀の中にあるという珍しいお宮

「天日宮(あまつひのみや)」

お参りさせて頂きました。

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堀の周りも秋色に色づいております。

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これも珍しいですが、本殿は石の階段をおりて向かいます。

本殿内で他の参拝者さんのご祈祷をされておられましたので、
引き返しましたが、秘めたるパワーを内包する様に感じました。

本格的に寒くなる前にもう一度行ってみようと思います。

来月の第三日曜日までお休みの日には用事があり、
「11月の22日はどうだろう?」と、独り言・・・・


今週も宜しくお願いいたします。
お気軽にご相談ください。

秋田の漢方相談

山王けやき薬品
飯田

不眠・ストレス・不安への漢方応用 盛岡研修

先週日曜日は、漢方の学術研修会があり、
「盛岡」に行ってまいりました。

午後1時からの開講、秋田を午前11時に発つ新幹線に揺られ、
車窓からの山々の紅葉や美しい川の景色も堪能。
お昼は盛岡の研修会での車中食の自分的定番、
大館・花善の名物駅弁の『鶏めし』をお昼で食べようかと思っておりましたが、
何故か駅でハンバーガーにポテトフライのセットを買ってしまいました。

ハンバーガーなんて何年ぶり?
たまに頂くハンバーガーも美味しかったです。

そして、毎度『こまち』の先頭の席のテーブルが広くて助かっております。

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今回の講義のテーマは、

当店でも愛用者の多い、

10種類の生薬を原料としてた漢方薬

『心脾顆粒(しんぴかりゅう)』の

臨床応用の講義。

あらためて『心脾顆粒』の臨床応用範囲の広さを実感いたしました。

心脾顆粒は、

漢方で言うところの

『心脾両虚(しんぴりょうきょ)』と言われる症状の代表処方で、

『心脾両虚(しんぴりょうきょ)』とは?
心血虚(しんけっきょ)「脾気虚(ひききょ)」が同時発生!

心脾両虚とは、
血を全身に巡らせる「心(しん)」の機能が低下する
①「心血虚(しんけっきょ)」
消化吸収をつかさどり、気・血を生成する「脾()」の虚弱
②「脾気虚(ひききょ)」
①、②が同時に発生している状態です。

「心血虚(しんけっきょ)」になると

脳への気血不足により、
不眠、夜間覚醒、浅い眠りなど睡眠障害や、
物忘れ、不安、うつなど心のアンバランスを生じることがあります。

「脾気虚(ひききょ)」になると

食事の消化吸収の低下、
気血などのエネルギーの減少、
気血の運搬機能の低下など引き起こし、

食欲や意欲の低下、胃腸不調、
全身倦怠
出血(血小板減少、血尿)
生理不順
皮膚熱感(アトピー、掌蹠膿疱証、ニキビ)なども引き起こします。

『心脾両虚(しんぴりょうきょ)』のメカニズム
 
現代医学的に『心脾両虚』を解説すると、

 (ストレス過多・睡眠不足・不安)

   ↓

(自律神経の乱れ)

   ↓

(神経末端からの神経伝達物質放出)
(副腎皮質からの神経伝達物質放出)

   ↓

(心拍数増加)
(胃腸への血流低下、胃機能低下)

 
こんな感じになり、

心身の疲れが、本当に多岐に及ぶ症状につながる事に驚きました。


症例で興味深かったのは、

血小板減少により、鼻血が頻繁に起きる方に

薬局では、
「参茸補血丸(さんじょうほけつがん)」などを中心だしていたが、
なかなか改善されない20代後半の女性に
「心脾顆粒(しんぴかりゅう)」をだしたところ、
血小板が適正値に上昇、鼻血がとまった。

病院で腎ネフローゼと診断され血尿がでる男性に

「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」に

「心脾顆粒(しんぴかりゅう)」を一日2回合わせて出したところ、

短期間で血尿が止まったなど、

出血にたいする心脾顆粒の応用。
相談が多く、なかなか難しい場合もありますから、
特に興味深く効きました。

「脾統血」
「脾不統血」

この原則を聞けただけで、盛岡に来たかいがありました。

秋田の漢方相談がお役な立てます様に日々学んでおります。

今週もどうぞよろしくお願い申し上げます。

山王けやき薬品
飯田

当店のレジェンド 40代 お二人目のご出産

秋晴れが爽やかだった今日の秋田ですが、
日が暮れるとやっぱりぐっと冷えますね。
くれぐれもお体にお気をつけください。

『当店のレジェンド』
(最高齢でのご出産)


本日おいで下さった秋田県内在住のお客様は、当店のお客様でもっとも多くのご年齢をかさねられた末にご出産されたお客様。

『当店のレジェンド』と言えます。

 
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10ヵ月の赤ちゃんをお連れ下さいました。

本当におめでとうございます。

お電話でご出産をお聞きしておりましたが、
ご出産後初めてお会いでき本当に嬉しかったです。

だっこでは泣かれてしまいましたが、ずっしりとしたその重みに感動しました。

思い起こせば、
平成21年のGWに初めてご来店くださり、6年を超えるお付き合いになりますね。
初めておいで下さった時の事が懐かしく思い出されますが、
久々にお会いして、
ご出産後も凄くお元気なこと、
6年前と変わらぬお姿に改めて驚きました。

さすがは『レジェンド』だと思います。

4◇歳で初産、
4☆歳(後半)でお二人目のお子さんのご出産。

書きながら、テンションが上がる自分がおります。

また、
子宝祈願で有名な『唐松さん』(協和の唐松神社さん)のお話や
ご妊娠中の病院のお話、
分娩時のお話など
いろいろ聞かせて頂き、
大変興味深く、勉強になりました。

ご主人様もご一緒くださり、
さらにはお土産まで頂戴しまして、

重ね重ね本当にありがとうございます。

お子様もお二人になり、
来年はお仕事にも復帰されるとの事、
体調は凄く良さそうにお見受けしましたが、
お体にお気をつけくださいます様にお願いいたします。

カレンダーも気に入って頂き、これまた感謝です。
2部よせておきます。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

 

今週もありがとうございました。

秋田の漢方相談
山王けやき薬品
飯田

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