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『まっこ徒然ブログリターンズ』 ブログ再開いたします。

まっこ徒然ブログリターンズとして再開いたします。

長らく、ホームページを休止しておりましたが、いよいよ再開させて頂きます。

休止しておりました、理由をお話しすると・・・・

8年間の書き貯めました、約1400ページ有ったホームページに原因不明のシステムエラーが発生し、全ページのテキストが正常に表示できない事態に陥りました。

ある日突然、1ページも読めない状態になった訳です。

さらに数日後、復旧を依頼した、知識、経験ともに折り紙つきの社長さんに

「結論から言うと、なおりません」(キッパリ)

ちょっと大げさかもしれませんが、聞いた瞬間、「どうしよう」と気が遠くなってしまいました。

ただ、ホームページの再構築を決めてからは、
「ま、壊れたものは仕方がない」とスッキリ!?

なんとか再開に漕ぎつけました。

ま、この様な状況で
まだまだコンテンツもスカスカの状態ですが、
楽しくて、ちょっと役に立つブログを目指してがんばります。

まっこ徒然ブログリターンズ

今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

秋田の漢方相談がお役にたてれば幸いです。

 なまはげ

 

 

ニキビ、肌荒れ、赤い顔 血熱が原因?

血熱と言う言葉をご存知でしょうか?

中医学で『血熱(けつねつ)』とは、体の中に熱がこもり、血中に熱を持った状態の事。

 血熱が強くなると、顔のほてりや赤み、肌荒れ、ニキビ、便秘、イライラといった気になる症状が現れます。

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当てはまる項目をチェックしてください。

口肌が荒れやすい

口辛いものや脂っこいものを好む

口便秘がち

ロイライラしやすい

口のばせやすい

口口が渇きやすい

口特に生理前にニキビが出やすい

口目が充血がしている

口舌の色が赤い

口赤いニキビや吹出物がでやすい

口顔が赤い

3つ以上あてはまる場合、血熱の可能性があります。

そんな時には、6種の生薬が血熱による諸症状を改善する『清営顆粒(せいえいかりゅう)』が最適です。
便秘の解消(腸から熱をとる)によって、自然で清々しい感じに

ただ、少し熱を冷ますものは苦いです・・・・

必ずお味見ください。

ニキビ、アトピー、掌蹠膿疱症などお肌のトラブルは血熱解消は必須。

血熱を取り除く処方としては、他にも、リュウタン、オウゴンなど9種類の植物性生薬から構成される瀉火利湿顆粒(しゃかりしつかりゅう)や五行草や五涼華、温清飲、消風散などがあります。

詳しくは、お気軽にご相談ください。

 

 

食養生の基本は 腹八分

「食治則身治」

(飲食が適正であれば、すなわち身体は健康)

 漢方の考え方では、脾胃(胃腸)をとても重要視します。

 脾胃の働きを強くする漢方薬としましては、

『食事そのものが治療 食養生 五行草茶編』

でもご紹介いたしました、『五行仙茶』などの服用も大変お手軽で有効なモノです。

他にも「健胃頼粒(けんいかりゅう)」「健脾散(けんぴさん)」「心脾顆粒(しんぴかりゅう)」などが、脾胃の働きを良くする代表的な漢方処方と言えるでしょう。

 また、『食事そのものが治療 食養生 五行草茶編』でも述べました、食養生も併用すると相乗効果的が期待できます。

 週間朝日・別冊「漢方読本」より、

 (漢方食養生の基本)

 食事の内容は穀類4割、野菜4割、動物性のものは多くとも2割とする。

穀類とは米、小麦、大豆、ごま などを、野菜とはキャベツ、ハクサイ、トマト、キュウリ、海草類などを、動物性のものとは、肉類、魚介類、卵、乳製品などを指す。胃腸の調子が良ければ、旬の生の野菜を食べても良いが、 「身土不二」に従って、日本原産のものを優先する。

和食中心で腹八分

 「腹八分目」とは

食後、

①胃の膨満感がなく、苦しくないこと

②身体が重くならないこと

③眠くならないこと。

 「腹八分目」を実行するポイントは、

 食事の際には、まずは、味噌汁、野菜スープ、おかゆ、野菜などからゆっくりよく噛んで、摂る事。

気持ち良い満腹感が早く得られ、食べ過ぎ予防につながる。

 

胃腸の負担を重くする食べ物としては、

 肉類・牛乳など乳製品・魚介類・卵

揚げ物・砂糖(甘いもの)

アルコール・コーヒー・アイスクリーム

甘い清涼飲料水

たばこ・化学添加物・抗生物質など

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 「欲得長生、腸中常青」

 長生きしたかったら常に腸をきれいにしておくこと。

胃腸粘膜を強化すれば内臓が強くなる。

内臓が強くなれば免疫力も強くなる。

免疫が強くなれば、皮膚も強くなります。

お昼にかつ丼を食べてしまった身には、相当に耳が痛いですが、
お互いに、お食事に気を付けましょう

秋田の漢方相談がお役にたてれば幸いです。

食事そのものが治療 食養生 五行草茶編

中医学の食養生

 

「現代の食事の問題点と中医学的食養生」 編

古の医学書に記された、漢方的食事に関する記述には、

 「飲食不節、以生百病」(飲食を不摂生すれば、百病を生ずる)

 「食治則身治」(飲食が適正であれば、すなわち身体は健康)

などがあり、健康の根幹に食事があると漢方では考えます。
食事そのものが治療である、すなわち、『食養生(しょくようじょう)』という考え方です。

 

現代人の食生活の問題点と食養生について、
『食養生』の第一人者、中医師の劉先生の講義録より ↓

 

現代人の食事の問題点

 「食事の欧米化、肉、砂糖、油などの過剰摂取」

「牛乳など乳製品や卵などの過剰摂取」

「食品添加物など添加物の摂取過多」

「野菜の摂取不足」

    ↓                  ↓

 現代病の増加の大きな原因

 

(中医学的食養生のすすめ)

 

 和食中心で腹八分

植物性のものを主とする

加工食品など、食品添加物の多い食べ物を避ける

旬の野菜や海草などを積極的に摂取

    ↓

現代病の減少につながる、治療→『食養生』

 

過食、脂質や糖質、食品添加物の過剰摂取、逆に野菜などの摂取不足が、現代病の病因の大きなものと述べておられました。

 耳が痛い話ですが、
「腹八分目は医者いらず」。

 「腹八分」は食養生の基本です。

 そんな、胃腸の疲れが強い方におすすめ、簡単漢方お茶療法が、

「五行仙茶(ごぎょうせんちゃ)」の服用。

 五行仙茶とは

五行茶と晶三仙を同じ割合で溶かしたお茶。

(店頭で試飲もできます)

「五行草茶」は主に清熱利湿、解毒作用を通じて腸内細菌のバランスを整えて整腸効果があり、下痢や残便感、便秘などの改善、腸をきれいにするお茶で、「晶三仙」は肉や脂肪、糖質などの消化分解を助け、胃の負担を軽くさせます。

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 五行仙茶の応用範囲としては、

  1. 食欲不振や便秘
  2. アトピ一、ニキピなどの皮膚病
  3. 肥満、糖尿病、高脂血症、高血圧などの生活習慣病
  4. 夏ばて、むくみ、疲労倦怠感、食中毒の予防と治療

など多岐に及びます。

また、年齢、性別を問わずに量を加減すれば誰でも飲めることもとても素晴らしい点だと思います。赤ちゃんの肌荒れに対し、ママが五行仙茶を飲んで、授乳で治す場合もあります。

 脾胃が強くなれば内臓が強くなる。
内臓が強くなれば体全体が強くなる。

 書きながら、飲みたくなってきました。
お気軽にお問い合わせください。

詳しくは、お気軽にご相談、ご試飲ください。

秋田の漢方相談が少しでもお役にたてれば幸いです。

免疫異常における着床後早期ロス 漢方的視点

昨年受けました、

ベテラン女性中医師の先生の講義

不妊症にある問題として二つの問題

『卵子の質』

『着床後の早期ロス』

について、所属しております学術団体の広報誌に投稿しましたレポートを
ブログを読んでくださる皆様にシェアいたします。

パート1では、卵子の質と漢方的体質 についてブログに書きましたが、

パート2は、着床後早期ロスの問題についてノートをシェアいたします。

 (以下研修会ノートより) ↓

妊娠を難しくしている大きな要因として、着床後の早期ロスも大きな問題。

講義では特に免疫異常における着床後早期ロスについて解説された。

 

流れLows

 

A、免疫過剰反応タイプ

  胎児は父親からの遺伝子という母体にとっては「異物」を持っているが、通常の妊娠ではこれが原因で拒否反応を起こす事は無い。ただ、NK細胞が過剰であったり、母体が免疫過剰になっている場合、拒否反応をおこし流産につながる事がある。

 漢方的体質的として、気陰両虚(きいんりょうきょ)が多く、舌は赤く、舌苔があまり無い。

 漢方薬の対応としては、高温期の漢方服用が重要で、胃腸の調子を整える漢方薬(小腸内の免疫を整える)、免疫調整する漢方薬などで、免疫を整える。

 B、免疫力が弱いタイプ

 母児接点である子宮脱落膜の免疫担当細胞の割合は末梢血とは異なっており,70%がNatural Killer(NK)細胞、20%がマクロファージ、10%がT細胞であり、 NK細胞は末梢血と異なる種類で、子宮 NK 細胞と呼ばれている。

子宮 NK 細胞は、着床期に増加し,妊娠中期,後期に減少し、NK 細胞は絨毛細胞に対して細胞障害活性を示さない。また、母児接点に存在する絨毛外絨毛細胞にはHLA 抗原があり、NK 細胞のキラー細胞抑制レセプターに認識され、NK 細胞からの攻撃から免れている。

 従って、習慣性流産疑われる患者の高温期の子宮内膜には、子宮NK細胞が減少し、末梢血NK細胞が増加している可能性があり、着床時の免疫防衛力が弱いタイプと言える。

 漢方的体質で言うと、気血両虚(きけつりょうきょ)。

 免疫力が弱いタイプの対応も、やはり高温期が重要であり、高温期を安定させて腎の力を強くする漢方薬や免疫を整える漢方薬、血液の量を増やして、ホルモンバランスを調整する漢方薬などを活用すべきとの話で講演は終わった。

分かりにくい記述もあったかもしれませんが、
ご不明の際は、お気軽にお問い合わせください。

秋田の漢方相談がお役にたてれば幸いです。


 

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