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シルバーウィークも元気に営業いたします。

今年は、秋の5連休になるシルバーウィーク。

先日おいでくださったお客さまは、シルバーウィーク中、黒部ダムにおいでになるそうです。
かの有名なダムへは、「トロリーバス」と「ケーブルカー」を乗りついで向かうとの事。
鉄ちゃんにはグッとくる行程です(笑)。

お気をつけて、どうぞ良い旅をお楽しみください。

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当店はシルバーウィークも営業させて頂きます。

連休の時に来店したいとおっしゃるお忙しいお客様からもご予約ポチポチお受けしております。

9月20日(日曜日)は定休を頂きますが、


9月21日~9月23日
午前10時~午後5時
張り切って営業いたします。

※21日(月曜日)お買い物、ご注文は承りますが、
 飯田の研修会出席のため不在の時間あります。
※22、23日は飯田、終日お店におります。

お仕事などでお忙しいお客様もシルバーウィークを利用してぜひご来店ください。

お会いできるのを楽しみにしております。

秋田の漢方相談
山王けやき薬品 飯田

 

乳腺炎へ 漢方や漢方ハーブティー

「牛蒡子(ごぼうし)」品切れしていて
本当にすみませんでした。

数日前いらしてくださいましたお客様は乳腺炎でお悩みで、
「牛蒡子(ごぼうし)ありますか」とのお問い合わせをくださいました。
助産師さんがおすすめされたそうです。

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乳腺炎と言えば
「牛蒡子(ごぼうし)」 <ゴボウの種>
「蒲公英根(ほこうえいこん)」<タンポポの根>
などが大変有名な生薬(しょうやく)になります。

ともに炎症をおさえる生薬として漢方薬の原料として使われる事が多いですが、
特に『
牛蒡子を煎じて飲む方法』は、乳腺炎に悩むお母さんへ向けて、そのまたお母さんや助産師さんなどから口伝えで受け継がれてきた『乳腺炎治療の民間療法』の代表格と言えるでしょう。

牛蒡子は断乳の際にも使われる事も有り、反対に「蒲公英根(ほこうえいこん)」は、催乳作用(母乳の分泌を促進)があります。症状に応じて「牛蒡子(ごぼうし)」や「蒲公英根(ほこうえいこん)」を使い分ける必要があります。

そして、牛蒡子(ごぼうし)は、時々ご指名がございますので常時1個だけ在庫しております。

ただ、いらしてくださった時はまさかの在庫切れ・・・・

本当にすまいませんでした。

乳腺へ漢方ハーブティーが簡単、安全、確実かもしれません
かわりに何か差し上げようと思い、症状をお聞きすると、
とにかく、むねの腫れが強くて、痛いとの事でしたので、
清熱解毒剤(せいねつげどくざい)
抗炎症、抗菌、抗ウィルス効果が期待できる
『五行草茶』と『五涼華』の漢方茶セットを2日分プレゼントしました。

その間に、「牛蒡子(ごぼうし)」を注文しておきますからね。

ただ、『五行草茶(ごぎょうそうちゃ)』と『五涼華(ごりょうか)』の組み合わせで楽になったら、こちらの方でも宜しいかもしれません。

五涼華は苦いですが、煎じた牛蒡子も相当に苦いです。
また、牛蒡子を煎じるのも少々手間がかかる作業かも?

また、乳汁がすこし粘度が高くて、詰まり気味だったら
当店でもお馴染み、『五行草茶』+『晶三仙』=五行仙茶(ごぎょうせんちゃ)の方を差し上げたかもしれません。
「おっぱいがサラサラになって楽になった」とおっしゃる方も多いです。

さらにある女性中医師は、

「私は、乳腺炎と言うと、五涼華と逍遥丸をだします。服用のポイントは・・・・」

大変自信のある処方だそうですが、確かに良さそうですね。

牛蒡子をきらしていて、ご迷惑をおかけしましたが、漢方や漢方ハーブティーには、授乳中にも服用できて、効果の確かなモノも多いです。

どうぞお大事にされてください。

秋田の漢方相談が少しでもお役に立てれば幸いです。
女性のからだ漢方相談 飯田

手根管症候群 漢方対応 ピリピリの指のしびれ

今日からもう9月。
お天気もすっかり秋っぽい感じで、とても過ごし易くなりました。
ただ、夏の終わりが寂しいです。
今月もどうぞよろしくお願いいたします。

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手根管症候群 ご相談が意外と多いです

「まるで正座の後みたいな、ピリピリの指のしびれが心配で・・・・」

こんなお悩みで、病院を受診されたお客様よりご相談をお受けしました。

『手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)』と診断されたそうです。

手根管症候群、あまり聞きなれない病名かもしれませんが、手のしびれの原因とされる代表的な病気です。

『手根管症候群』は、私も聞きなれない病気でしたが、出産後に症状がでるお客様も多く、よく相談をお受けする病気になりました。

手根管症候群は、手の神経の束が手首の『手根管』というトンネルを通り、そこが圧迫される事により『しびれ』『痛み』などの症状が出る病気ですが、患者さまの70%が女性、妊娠や出産時期にも関連し、40~60歳の女性の発症も多いので、エストロゲン(排卵までに増える女性ホルモン)の分泌も関係しているかもしれません。

ただ、やはり女性は基本的に家事、育児など指や手首をたくさん使っている事が大きな原因でしょう。

割合は少ないですが、男性も

当然ですが、相談くださいましたお客様の様に男性も手根管症候群になります。

こちらのお客様の場合、パソコンで凄くたくさんの文章を作成される方、指や手首の酷使が原因なのかもしれません。

手根管症候群の手のしびれの特徴

手根管症候群の手のしびれの特徴は、親指からくすり指までしびれて、小指は決してしびれない事が特徴だとされておりますが、しびれが続く場合は、速やかに病院を受診しましょう。

手根管症候群、しびれに対応する漢方

 独歩顆粒(どっぽかりゅ)

活楽宝(かつらくほう)

冠元顆粒(かんげんかりゅう)

田七人参(でんしちにんじん)

などの漢方処方が代表的で、

症状、体質、性別、年齢など考慮して服用を提案させて頂きます。

「なんか、かなりよくなりました」

わりと短期間(2、3週間)で効果を実感される方も多いです。

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秋田の漢方相談がお役に立てれば幸いです。
お気軽にご相談ください。

女性のからだ漢方相談 飯田

『体外受精への漢方医学的対応』がテーマでした。

先週の東京のスクーリングの影響か、少し仕事が溜まり、自宅に仕事を持ち帰っております。
割と朝型なので、朝リラックスして事務作業をするとサクサク仕事も進みホッと一息。
昨日出来なかったブログも更新いたします。

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昨日、土曜日は、
不妊、妊活に対するご相談が多かったです。

体外受精の治療されていていらっしゃるお客様も多く

ご希望の結果が出ない
良い卵がとれない
誘発方法について疑問
病院について・・・・

体外受精での治療をされておられるお客様のお悩みの深さを改めて感じております。

そして、今年のスクーリングのテーマが、

『体外受精に対する中成医学(漢方医学)的対応』

演題も

『卵巣刺激周期に合わせた中医学(漢方医学)対応』

『体外受精効率アップへの中医学的工夫』

『体外受精不調に対する中医学(漢方医学)対応』

まさに、お客様のお悩みに直結した内容でしたから、学んだ事が、すぐお客さまへ情報で提供で来て良かったです。

精子と卵子

また、東京を代表する体外受精クリニック『ファティリティクリニック東京』の小田原先生のご講演の内容もお悩みのお客様にとっても非常に貴重な情報がいっぱいでした。

(排卵誘発のいろいろ)
一例としてクロミッドとフェマーラの使い方、メリット、デメリット
(採卵数の予想)
胞状卵胞数・FSH・AMH
(ARTにおける低AMHの割合)
反応不良についての対応
(培養の最新事情)
OneStepMedium
TLC
(全胚凍結)
全胚凍結支持の理由
でも、広まっている本当に理由は・・・・

などなど、ちょこっとノート見かえしただけで
はあはあ、なるほど
です。
学んだ内容は、きっとお客様のお役に立てる情報だと思います。

秋田の漢方相談がお役に立てれば幸いです。
お気軽にご相談ください。

女性のからだ漢方相談 飯田

甲状腺機能低下への漢方養生 

女性に多い 甲状腺の病気
本日は、『慢性甲状腺炎』のご相談を頂きました。

 慢性甲状腺炎とは『甲状腺機能低下』いわゆる橋本病と呼ばれる病気です。

原因は不明だそうですが、自己免疫の異常が引き起こす病気。
そもそも体を守るための自己抗体になんらかしらのアンバランスによって甲状腺が攻撃され、甲状腺の炎症が引き起こされ、甲状腺ホルモンの分泌が低下してしまう病気です。

橋本病の気になる症状
甲状腺機能低下でよく見られる身体の変化には、

甲状腺の腫れ
むくみが酷くなった
手足のこわばる
コレステロールが上がった
お肌の乾燥が急にひどくなった
体重が理由も無く増加する
基礎体温が一層になった(排卵しなくなった)

 などです。

 

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 甲状腺機能低下、甲状腺機能亢進 女性が圧倒的に多い

バセドウ病と橋本病を併発している事をテレビで告白された歌手の岩崎宏美さん。

甲状腺機能異常を指摘されるお客様が多い事に驚きますが、甲状腺機能低下、甲状腺機能亢進(バセドウ病などが代表的、甲状腺ホルモン分泌過多)ともに、男性より女性の発症が圧倒的に多いです。一説には、女性が10倍多いとも。

 ただ、飯田の甥(30代、もちろん男性)は、強い疲労感、下痢、急激な体重減少になやまされ、何件かの病院を受診後バセドウ病と診断されました。バセドウ病は、甲状腺機能亢進症で、甲状腺機能低下症と反対に新陳代謝が過剰に活発化してしまう病気。

バセドウ病の症状

動悸、息切れ
疲労感
発汗
体重減少
眼球の突出、
さらに、バセドウ病も排卵障害の原因となります。

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橋本病の病院的対応
病院での治療は、甲状腺ホルモンを内服する方法が一般的。
とても有効に作用しますが、漢方での治療をご希望される方も少なくありません。

橋本病の生活養生
夜更しはしない
ストレスをためない
昆布やヒジキなど海草類は取りすぎない。
海草類に含まれるヨードは、甲状腺ホルモンの原料になるが摂り過ぎは禁物。
(日本人は他国10倍摂取と指摘する学者います)


橋本病への漢方養生

からだの
『気=体を守るエネルギー』
『血=血液』
『津液=細胞内液』
の3要素の身体をバランスを考えましょう。

血を補い、ホルモンバランスを整える 
婦宝当帰膠(ふほうとうきこ)
『気』を補い、『体の潤い』を保ち、収斂作用(ひきしめる)によって、気や潤いを保つ
麦味散顆粒(ばくみさんかりゅう)
津液を補い、陰(いん)、潤いを保つ
二至丹(にしたん)
 『気』の流れを良くする『疏肝理気(そかんりき)』の
逍遥丸(しょうようがん)
などの組み合わせが、甲状腺機能低下など甲状腺機能異常に有効に作用します。

ちなみに飯田の甥っ子のバセドウには
『二至丹(にしたん)』と『麦味散顆粒(ばくみさんかりゅう)』を使いました。

秋田の漢方相談が少しでもお役に立てれば幸いです。
山王けやき薬品 飯田

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