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我慢できない痛みの方も!内膜症改善のための漢方養生法

一日中強い風が吹いておりました今日の秋田。
明日の早朝の飛行機で東京へ向かい、研修予定ですが、果たして飛べるのでしょうか?
ま、行けなかったら予定外の休日ですが、
帰って来れなかったらどうしょう・・・・

子宮内膜は子宮内部の粘膜で、子宮内膜は卵巣内の卵胞の発育にともない増えるエストロゲン(卵胞ホルモン)に比例して厚くなり、排卵すると排卵後分泌されるプロゲステロン(黄体ホルモン)が、内膜の厚さを維持する、着床しやすくするなど内膜に作用し、妊娠しないと剥がれ、溶解して経血となります。

子宮内膜症とは、子宮内膜様組織が何らかの原因によって、子宮以外の場所に形成される病気です。

子宮以外の所で内膜の増殖、剥離、出血などが繰り返されますが、子宮内の内膜組織と違い経血として排泄されませんから、体内に溜まり、生理痛・下腹部痛・腰痛・性交津痛、排尿、排便痛など「痛み」をともなう事が多く、耐え難い様な強い痛みの方おいでになります。また、場合によっては不妊症の原因にもなり得ます。

病院での治療としては、

〇 対処療法として 鎮痛剤の処方

〇 ホルモン療法  ビルなど内服、ホルモンの注射

〇 手術

などが挙げられます。

漢方での対応としては、

漢方で内膜症になりやすい方を 「血(けつ)」の巡りが悪い「お血」体質と見なしますから、

血(けつ)や気(き)の不足も考え、血や気を補う漢方薬

「血」の巡りを促進する漢方薬などをお選びして体質改善を促す事が多いです。

また、内膜症の方は免疫を調整し、体の余分な水分、老廃物の代謝を促進する作用の漢方薬も有効だと思います。

(代表処方)

婦宝当帰膠

冠元顆粒

水快宝

シベリア霊芝

相談の多い内膜症、お気軽にご相談ください

秋田の漢方相談がお役に立てれば幸いです。

今年最後のぶどう

3連休2日目の今日、もうすぐ閉店ですが、元気に営業いたしました。

連休中は遠いところからおいで下さったお客様もおいでになり、感謝に堪えません。
お会いできて本当にうれしかったです。

また、あるお客様は

「これ今年最後のぶどう」

ご自分で摘んでくださったぶどうのお土産を頂きました。

いつもどうもありがとうございます。

来年は私も摘んでみたいですね~

秋田の漢方相談が少しでもお役に立てれば幸いです。

お気軽にご相談ください。

遅ればせながら今月もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

寒くなる季節の高血圧と更年期

季節外れの台風が列島を横断、冷たくて強い風が吹く今日の秋田。

寒くなりましたね~

くれぐれもお気をつけください。


 
寒い日が続くと、血管を収縮させて、血流が悪くなり、その結果、血圧が上昇することがしられておりますが、漢方では、寒さそのものを、『寒邪(かんじゃ)』と言って、体に悪影響を及ぼす因子と考えます。
 
『寒邪(かんじゃ)』による血圧上昇に対する漢方的対応としては、
体を温めて寒さから身を守り、血管が収縮しないよう血流を良くすることを重視、
 
紅花(こうか)、川芎(せんきゅう)、丹参(たんじん)などの生薬に効果があるとされますから、これらを配合した漢方薬がおすすめです。

さらに女性の場合は、

年齢によるエストロゲンの分泌低下(いわゆる更年期)による、血中コレステロールの上昇が血圧上昇を引き起こす場合も。

更年期だとなんでコレステロールが上がるの?

コレステロールなど血中の脂肪増加、高血圧は動脈硬化につながり、狭心症、心筋梗塞などのリスクが高まりますから、どうぞお気をつけください。

漢方的養生としては、

〇 お血改善の漢方薬・・・・血の流れを整えて、血管の弾力を保つ

〇 養血調経(ようけつちょうけい)・・・・血を増やして、ホルモンバランスを整え

〇 化痰(かたん)・・・・ 体の過剰な水分、脂肪を取り除く

などの漢方薬服用がおすすめです。

ご心配な方は、どうぞお気軽にご相談ください。(無料のお味見もOK)

秋田の漢方相談がお役に立てれば幸いです。

 

ワンちゃんのご相談お受けしました

秋もいよいよ深まり、雨が降る今日の秋田は肌寒いです。

ただ、先週の日曜日は秋晴れに恵まれ、みちのくの小京都・角館へちらっと行きました。
紅葉には早かったですが、立ち寄りました、角館の有名なお味噌醸造店さんの伝統に裏打ちされたレトロな佇まいに感動です。

 

本日、以前、獣医さんから「○○治療の副作用の『犬の更年期』です」と診断され
エストロゲンが処方されていたワンちゃんのご相談をくださったママから、再度ご相談のお電話がありました。

『ワンちゃんの更年期』の相談をお受けした時、

私は犬の更年期の相談を受けた事が無くて、

漢方による皮膚病への対応を学ぶ、皮膚病専門講座で師事した皮膚科の楊先生が、獣医の先生たちへペットの漢方を教えている不思議な先生である事を思い出し、電話をしたことが思い出されます。

先生は電話で話を聞くと、

 

「あ、それはワンちゃんの『腎虚』ですね、ワンちゃんは冷え、ノボセ?」とおしゃり、

手足を触り、手足の冷たいワンちゃんへ腎の力を補い、冷えを改善させる漢方薬をお出しして、快方に向かわれた事が思い出されます。

うれしく、とても勉強なった思い出です。

今回のご相談は、

更年期のワンちゃんのお母さんワンちゃんの関節痛。

私も出して見たい漢方薬も有りますが、楊先生にもお知恵を借りて
よりお役に立てる漢方薬を提案できればと思います。

秋田の漢方相談がお役に立てれば幸いです。

ワンちゃんのおからだのお悩みもお気軽にご相談ください。

 

 

瞑想の秋!?

あっと言う間に、10月
早いですね。
急な温度変化で風邪など体調不良のご相談もおおいです。
くれぐれもお体にお気をつけください。

先日、お客様のヨガインストラクターから聞いた話ですが、

あるお知り合いの社長さんに瞑想をしてもらったところ、なんと 2分もじっとしていられなかったとか。

私的に瞑想と言うと、最近ブームの座禅などを思い浮かべ、私自身、経験なしですが、難しいイメージがあります。

ただ、こちらのヨガ先生からのお話をうかがうと

瞑想は、日々の忙しい生活習慣の中で作り出し難いというイメージがあるかもしれないけれど、お昼休みなどで、5分間でもじっと目を綴じるだけで、瞑想と言えるそうです。

また、瞑想については、世界中で研究が行われていて、様々な効果が科学的に実証されているとの事、ストレス、不安などを取り除き、抑うつ効果がある事、頂いた資料によると

瞑想によって

  • コルチゾール(ストレスホルモン)の低下させる効果
  • 愛、喜び、感謝、幸福感、満足度、希望というポジティブな感情を増やす効果(マインドフルネス)
  • 集中力の向上、不眠の改善、脳への血流を高める効果
  • 海馬のたんぱく質の密度を高める効果
  • 脳疲労をおこさせるデフォルト・モード・ネットワーク(後悔や心配になると活発になる領域)を減退させる効果

など嬉しい効果が期待できるそうで、これは良いですね。

ヨガや瞑想は、漢方など東洋医学の考え方の一つ、からだや環境など、バランスを重視する考え方が、陰陽のバランスを重視する漢方の考え方に近いと思いました。

脳の疲労感が取れない(ストレスの解消が出来ない)、自律神経バランスの乱れが気になるなどの相談も多いです。

5分間じっと目を綴じるだけでも、瞑想が効果的であるならお客さまにもおすすめしてみよう、
そして、自分でもやってみようと思います。

ただ、そのまま寝てしまっうたら…が心配です。

10月もどうぞよろしくお願いいたします。

秋田の漢方相談がお役に立てれば幸いです。

お気軽にご相談ください

 

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